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修羅場のはなし

修羅場のはなしのまとめ

母が妻に言った言ってはいけない幾つかの事柄

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母が妻に言った言ってはいけない幾つかの事柄

妻から渡された携帯の録音を聞かされて、母親のことを「かーちゃん」と考えられなくなりました。

ことが起きたのは、1年前。私が29の頃です。結婚して2年目ぐらいから、私の仕事が忙しくなり、それを母親からの電話で話したことがきっかけだそうです。

後から妻の話ですが…。
・夫が忙しいのに、妻まで仕事に出ているとはどういうこと?
・子供がデキないのはあなたのせいでは?
・2人して今の職場を辞めて、実家に戻りなさい。職は私が世話します。
・同居後の家事は全て妻の仕事。
・高校時代、息子が付き合ってた女性の方が良かった。
・私を体でたぶらかして、金を搾り取ることが目当てでしょ?
・老後の世話をするなら、あなたを嫁と認めます。
・大体、披露宴をしないなんておかしい。恥をかきました。
その他、諸々を言われたそうです。

妻は、私にそれを言うわけにいかないと思ったようです。

「お義母さんから電話があって、戻って来いって言われちゃった」ぐらいにしか言いませんでした。私は忙しかったこともあり、あまり真剣に受け取りませんでした。

ある時、珍しく早く帰れたら、家の中が真っ暗。キッチンから話し声が聞こえます。私が「ただいま」と言うと、「あ、帰ってきたので切ります」と妻。

「誰だったの?」との私が尋ねます。「あなたのお母さん」そういう妻は、一瞬目元を拭うような仕草。多分泣いてたんだと思います。

気になった私は「それでどうしたの?」と聞くと…。「あなたに私は相応しくないって」と一言。私は「そんなわけあるか」と言ったんですが…それが地雷で…。

その次の日、私が帰ると、妻が携帯を投げて寄越しました。「あんたが大事にしてる人だから、私も好きになろうとした。でもダメだ」って。 録音を聞いたら、目の前が真っ暗に。内容は妻に対する罵詈雑言です。

もう妻のことを人間扱いしてないんですよ。「石女」とも言ってました。それ以上にもっと汚い言葉も…。書きたくないぐらい。

妻とは、私の独身時代からも長く付き合っていましたが、初めて泣かれました。私の母親がやったことを考えると土下座しかできませんでした。

その週末、私だけ実家に帰宅。その録音を聞かせて、母親に絶縁宣言です。

「私のためを思って!」そう母親は泣き叫びましたが、そうであっても、私が大事にしてる妻をあそこまで罵る権利は持っていないと言いました。

親父はほとんど何も言ませんでした。ただ、 「彼女(妻)に、申し訳なかったと伝えてください」初めて私に敬語を使って、そう言いました。

それ以来、ほとんど交渉なし状態。連絡する場合も私から親父に電話するだけ。母親とは、その時ちょっとかわるぐらいです。

親父によると、自分がどれだけ酷いことをしたのか、やっと理解したそうです。本心からかは分かりませんが。

自分のしたことが最良の選択だったかは悩む所なんですが…私が本当に幸せにしたいと思ったのは妻ですし、私は私の人生を生きてるわけですから。

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