市民センターに趣味の素人が絵を飾ってもらうスペースがあって、そこに、すごく印象に残る絵を描いてる人がいました。自分も何回か飾ってもらっているんだけど、桁違い。
独特な色使いに、普通の人だったら絶対に描けないような筆遣い。上手いのか下手なのかはよくわかりませんが、とにかく、たくさんある中でぱっと目に止まるような絵なのです。
「こういうのが、センスっていうんだろうなあ」と私はつくづく感心していました。
その数年後、そのセンスのある絵を描いてた人が合法ドラッグで捕まったと知り、私はすごく驚きました。 でも「なるほど」とも思いました。あのセンスある絵はドラッグの幻覚が描かせていたんだな、と思って。
天才とキチ〇イは紙一重。やっぱり芸術性のある絵って、普通の感覚じゃ描けないんだなぁ。